映画館がマルチ・ヴィジョン・シアターに生まれ変わる

映画館が変わりつつあるようだ。シネコンという、1つの映画館が複数のスクリーンを持つ様態のものは1998〜2000年頃増加したが、もはや飽和状態で映画館は収益に伸び悩んでいた。


そこで、映画以外のコンテンツの放映をはじめるところが出てきた。例えばサッカーや野球、F1などのスポーツの生中継や音楽のライブ映像、演劇など。


昨年の9月に上映したFIFAワールドカップのワールドカップアジア最終予選は立ち見客が出るほど大盛況だったそうだ。


これて、かなり素敵だと思うのですがいかがでしょう。
これまで触れなかったカルチャーのファンも増えるんじゃないかな。あるいは趣味の一つになる人が出てきたり、エンターテイメントとして新しい領域にまで発展する気がする。それくらい革新的なことだと思うんですがねえ。


ベタだけどあの画面で格闘技とか見てみたいものだ。
オリンピックもこれまでは家で見るのが普通だったけど、友人や他のグループの人たちとワイワイ観るような一大イベントになるんじゃないかな。
あと国会とかアメリカ大統領の演説の生中継とかね。あの迫力で観たら若い人たちも政治にもっと興味もってくれるんじゃないかな。入り口はエンターテイメントでもいいと思う。


ちなみに、なぜ今までなかったかというと・・・
これまではフィルム撮影だったが、それだと2、30分でフィルムを交換しなければならないため、長時間の演劇撮影は難しかったが、デジタル化により可能になったのだとか。簡単に言えば技術的な問題である。